2010年4月アーカイブ

2007年のリーマンショックを契機に、アメリカの住宅ローンの構図が浮かび上がってきた。低所得者の人でもローンを組める仕組みを作り、ローンを証券化することで実態が見えない状況を作ったことが、世界中に一気に影響が広がった要因である。

証券化された商品を、証券会社や銀行が世界中に販売したことで、日本にも大きな影響を与えた。アメリカで起きた問題が、日本の銀行や証券会社に大きなダメージを与えた影響で銀行は、貸し渋りや貸し剥がしを行い、中小企業から大企業まで倒産に追い込まれケースが続出している。

心理的な面の影響は大きく、不動産会社や住宅会社の倒産が相次いだことで、住宅購入やマンションン購入を考えていた人は、取り止めたり、延期するケースが多くある。

また、不動産投資にも大きな影響を与えている。ローバーキヨサキ著「金持ち父さん、貧乏父さん」を読んだ人が、不動産投資を始めた人が多いが、不動産価格は下がり、費用対効果は低くなっている。

日本の不動産市場は、不動産の見る目がなければ、基本的にはリターンは見込めない。なぜなら、不動産は、基本的には買った瞬間から目減りするからである。そのようなことから、不動産価格は例えば、20年後の価格から割戻しを行い、現在価格を出して、リターンを割り出す複雑な計算が必要になる。

上記内容から、不動産投資には高度な計算と目利きができなければ、リターンを得られない。株式や金取引と違って、流通が頻繁ではないので、リスクの高い商品なのである。

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